血液サラサラ、ドロドロという言葉をよく聞きます。血液の成分には赤血球や白血球、血小板などがあることはご存知だと思います。では、サラサラ、ドロドロとはどういう状態を表すのでしょうか。
血液の役割と赤血球
血液は、血管を通って体のすみずみに酸素や栄養を運んだり、いらなくなった老廃物を排泄する臓器に運ぶ役割があります。特に赤血球には、以下の大切な働きがあります。
酸素の運搬
栄養補給
ミネラルの補給
ホルモンの補給
毒素排泄
血液がサラサラ流れている状態であれば栄養素も身体のすみずみに行き渡り、疲れた内臓も元気を取り戻していくのですが、逆に血液がドロドロになったり、赤血球の形がいびつになっていると、身体のすみずみに栄養が行き渡らず、内臓はますます疲労することになります。
サラサラ血液とドロドロ血液
血液の主な成分
赤血球
中央部がへこんだ円盤状
酸素などの栄養分を運ぶ
直径8マイクロメートル
厚さ2マイクロメートル
白血球
細菌やウイルスを撃退する
直径10〜25マイクロメートル
血小板
出血を止める働きをする
直径2〜3マイクロメートル
血液はあらゆる血管を通って全身に行き届きますが、毛細血管の大きさはなんと3.5〜6マイクロメートル。つまり、赤血球や白血球の方が毛細血管の太さよりも大きいことになります。
では、赤血球や白血球はどうやって自分よりも細い毛細血管を通るのでしょうか。
実は、赤血球には「変形能」という特性があり、変形して毛細血管を通過していきます。赤血球が毛細血管の太さに合わせて変形し、スムーズに流れる…これがいわゆる
サラサラ血液
です。
ところが、食生活の乱れなどで赤血球の変形能が弱まると、毛細血管を通りにくくなったり、血小板が凝集して詰まったり、白血球の粘着が原因で流れが悪くなったりします。これが
ドロドロ血液
です。
血液の流れが悪くなると、血管に無理なストレス(圧力)がかかってしまい、流れをよくしようとして血圧が上昇してしまい、メタボリックシンドロームの一因でもある高血圧になりかねません。
…あなたの赤血球は元気に働いているでしょうか?
生活習慣病を予防するためにも、血液サラサラ検査で自分の血液の状態をチェックしましょう。