▲血液細胞分析

 血液サラサラ検査の結果をもとに、あなたの血液の状態をチェックしてみましょう。
 以下は、正常な赤血球と白血球、そして良く見られる赤血球に関する症例の一部です。

正常な赤血球
連鎖状配列赤血球(ルロー)
菲薄赤血球(貧血時)
赤血球大小不同症
白血球

正常な赤血球
 赤血球が均一な円形であり、一つ一つがバラバラに離れている状態
正常な赤血球 赤血球の主な働きは、赤血球中に約3分の1含まれるヘモグロビンの運搬です。赤血球に何らかの異常により、血液中のヘモグロビンが減少すると、身体が酸欠状態になってしまいます。これが、貧血です。
赤血球の寿命は120日ですが、骨髄で毎日新しい赤血球がつくられ、全体量を調整しています。
連鎖状配列赤血球(ルロー)
 赤血球同士が重なり合い表面積が狭くなった状態
連鎖状配列赤血球 ルロー状態は、血液血漿中に分解されていないたんぱく質が多く、ドロドロ血そのものです。
この状態の赤血球では通常の4分の1から10分の1ほどの酸素しか運搬することができず、毛細血管にも入りにくいため、血液を送り出す心臓に負担がかかるのです。
主な原因として、コーヒーや煙草・肉類のとりすぎ、精神的・肉体的ストレス、高脂肪食、運動不足などが考えられます。このような時は、蛋白質や脂肪の摂取量を減らしたり、血液をアルカリ化する食品を摂取することが有効です。
● 身体の兆候 ●
 疲れやすい、血行不良、冷え性、酸素不足による集中力、思考能力低下など
菲薄赤血球(貧血時)
 中央が正常な赤血球胞より薄くなり、的の様になった状態
菲薄赤血球 標的赤血球は正円の光り輝く輪郭の中に、的のように光り輝いているもう一つの円が見られ、鉄分不足で貧血のときに現れます。中心部が的のように見えるため、ターゲットセルとも呼ばれています。
赤血球が鉄分を失い、通常よりもヘモグロビンの含有量が少ないので、十分な酸素と栄養分を運ぶことができません。貧血と閉塞性黄疸の場合があります。
赤血球が酸素を運ぶ能力が低下しているため、とても疲れやすく、少々のことですぐ息切れがしたり、めまいを起こしやすくなります。
原因としては、赤血球中の鉄の含有量低下、コレステロールの増加、肝臓病などが考えられます。
朝起きるのがつらい、夜は寝つきが悪いなどの症状も早急に改善しないと悪性貧血で倒れる可能性もあります。
● 身体の兆候 ●
 貧血、めまい、頭痛など
赤血球大小不同症
 赤血球の大きさが均一でない状態
赤血球大小不同症 赤血球のサイズがバラバラな状態です。
赤血球大小不同症は鉄分欠乏症、肝臓関連、貧血の場合、多く発見されます。
● 身体の兆候 ●
 貧血、めまい、頭痛、肝臓疾患など
白血球
白血球 白血球は赤血球の約3倍の大きさで、その数は赤血球よりも少なく、500〜800個の赤血球毎に1つの白血球が存在します。
白血球は体内に侵入してきた細菌を撃退する役目を持っており、白血球が正常に働かないと、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。また、免疫疾患であるアレルギー体質の方には、一般の人よりも血中の白血球数が数倍多く見られます。