メディックスにしおか(健診センター)
▲検査値の見方
blank 青字は、主に健診で実施する項目です。
*基準値のM:男性、F:女性を表します。
項 目 基準値 検査項目の意味
ZTT(クンケル) 0−12U 肝臓に異常(肝炎、肝硬変など)があるとアルブミンが減り、グロブリンが増えます。これらの検査値はグロブリン量に比例することから、肝臓の状態を把握できます。
TTT(チモール) 0−4U
GOT(AST) 10−40U 心筋・肝臓・骨格筋・腎などに多く含まれています。これらの臓器・組織の損傷で高値を示します。激しい運動のあとは異常値を示すことが有ります。
GPT(ALT) 5−45U/L 肝臓・腎臓などに多く含まれています。これらの臓器・組織の損傷で高値を示します。
ALP 104−338U/L 肝臓・骨に多く含まれています。主に肝臓障害、胆道閉塞で高値を示します。
LAP 30−70U/L 肝臓、胆道などに多く含まれています。主に肝臓障害、胆道閉塞で高値を示します。
γ−GTP M:16−73
F:8−32U/L
γ-GPTは肝・腎・膵等に多く含まれています。特にアルコール性肝障害や胆道系の疾患で高値になります。
T−BIL
(総ビリルビン)
0.2−1.0mg/dl 肝障害、胆道の閉塞があると上昇し、黄疸が現れます。体質的に高い方もいます。
D−BIL
(直接ビリルビン)
0−0.2mg/dl
LDH 120−245U/L 心筋、腎臓、肝臓、骨格筋に多く含まれています。これらの臓器・組織の損傷で高値を示します。
CHE 30−114×100U/L 肝臓でのみ作られる酵素です。肝臓での合成機能障害や有機リン中毒で低値を示します。
TP
(総蛋白)
6.0−8.3g/dl 血清蛋白は主にアルブミンとγグロブリンです。低値はアルブミンの低下、高値はγグロブリンの増加に由来します。アルブミンは肝臓で作られる蛋白質で、肝障害や健康・栄養状態の指標となります。栄養不良・肝障害・腎障害等で低値を示します。
ALB
(アルブミン)
3.5−5.3g/dl
A/G比 1.2−2.0 A/G比はアルブミンとグロブリンの比率を表します。
TCHO
(総コレステロール)
120−220mg/dl コレステロールは細胞を作る成分で、ホルモンやビタミンの原料として大切な脂肪の一種です。しかし、多すぎると動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を誘発します。
TG
(中性脂肪)
35−150mg/d 身体のエネルギー源として利用され、余った分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。肥満、食べ過ぎ、飲みすぎで数値は上昇し、動脈硬化や脂肪肝の原因になります。
HDL−C
(HDLコレステロール)
M:40−80mg/dl
F:40−90mg/dl
HDL−Cは血管内に付着する脂肪分を取り除き、動脈硬化を防ぐことから「善玉コレステロール」と言われています。HDLコレステロールが低く、LDL(悪玉コレステロール)が高いほど動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。
LDL−C
(LDLコレステロール)
70−140mg/dl
CPK M:25−204IU/L
F:25−173IU/L
心筋と骨格筋の障害で高値を示します。急性心筋梗塞の診断に用います。
GLU
(血糖)
70−110mg/dl 血液中のブドウ糖を測り、糖尿病をチェックします。
HbA1c 4.3−5.8% 過去1〜3ヶ月の血糖がうまくコントロールされているかチェックします。
Na
(ナトリウム)
136-148mEq/L 血液中の電解質のバランスを見ます。腎疾患、脱水等で変化します。
K
(カリウム)
3.5−5.0mEq/L
CL
(クロール)
98―108mEq/L
Ca
(カルシウム)
8.4−10.2mg/dl 血液中のカルシウム量を測定し、カルシウム代謝異常をチェックします。
BUN
(尿素窒素)
8−20mg/dl 腎炎、腎不全等で高値を示します。脱水時、高蛋白食の摂り過ぎ、消化管出血でも上昇します。
Cre
(クレアチニン)
0.4−1.2mg/dl 体内で産生された老廃物で腎臓から尿中へと排出されます。腎不全等で高値を示します。
UA
(尿酸)
7.0mg/dl以下 プリン体(核酸の構成成分)の終末代謝産物です。腎機能の低下、蛋白質の摂り過ぎ等で、高尿酸血症が続くと尿酸が手足の関節や組織に付着し、結晶化して痛風を起こします。
Fe
(血清鉄)
M:54−181μg/dl
F:43−172μg/dl
鉄欠乏性貧血のチェックに用います。
S−AMY
(血中アミラーゼ)
28−100U/L アミラーゼは膵と唾液腺などに多く含まれます。膵炎で高値を示します。
CRP 0.5mg/dl以下 炎症等があると上昇します。
白血球数
(WBC)
M:3900−9800/μl
F:3500−9100/μl
感染症や白血病で上昇します。体質的に多い人もいます。
赤血球数
(RBC)
M:427万−570万μl
F:376万−500万μl
減少すると貧血です。検査値により貧血の種類を判断します。
ヘモグロビン
(HGB)
M:13.5−17.6g/dl
F:11.3−15.2g/dl
ヘマトクリット
(HCT)
M:39.8−51.8%
F:33.4−44.9%
MCV
(平均赤血球容積)
M:82.7−101.6fl
F:79.0−100fl
MCH
(平均赤血球血色素量)
M:28.0−34.6pg
F:26.3−34.3pg
MCHC
(平均赤血球血色素濃度)
M:31.6−36.6%
F:30.7−36.6%
血小板
(PLT)
M:13.1万−36.2万/μg
F:13.0万−36.9万/μg
血小板は血液の凝固機能(止血)に関与します。肝疾患等で減少します。