▲肝臓病ってどんな病気?
 肝臓は別名「沈黙の臓器」
 肝臓病の原因には大きく2つがあります。1つはA型、B型、C型などのウイルス感染によるもの、そしてもう1つはアルコール性の肝障害脂肪肝などの生活習慣が原因となるものです。
 「肝臓病」=「アルコールの飲みすぎ」…という印象が強いですが、日本人の肝臓病の多くは実はウイルス感染によるものなのです。
【肝臓病の主な前ぶれ症状】

 肝臓は別名「沈黙の臓器」と呼ばれるように、知覚神経が通っていないために痛みを感じにくく、また肝臓自体の再生能力が高いので初期段階では自覚症状が乏しいのが特徴です。肝臓病はさまざまな合併症を引き起こすだけでなく、放置すると肝硬変や肝炎、更には肝がんに進行する危険性もあります。
 細かな変化を見逃さないよう、日頃から思い当たる症状がないかチェックするようにしましょう。

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【肝臓病の主な合併症】
肝臓病の合併症


▲肝臓病のタイプと特徴
 肝臓病を招く原因は生活習慣病にあり
 肝臓病はその約8割以上がウイルス性肝炎です。肝炎ウイルスにはA型、B型、C型、D型、E型などのタイプがありますが、特に注意が必要なのは、A型、B型、C型です。
 主な肝臓病の種類と原因は次の通りです。

発症の原因 主な原因 主な症状 潜伏期間




A型 ウイルス汚染されている食べ物や飲み物からの経口感染 倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸
1〜3ヵ月で完治、ほぼ慢性化しない
2週間〜4週間
B型 母子感染、性行為時
(日本では殆ど単独発症の例はなし。
海外での感染に注意)
急性肝炎、一過性肝炎
放置すると約2割は10〜15年で肝硬変へ、更にその半数は肝がんへと進行
1ヵ月〜5ヵ月
C型 輸血など
(現在はチェック体制が確立され輸血による感染はない)
ごく軽いか無症状の場合が多い
約7割は慢性化し、20〜30年かけて肝硬変から肝がんへと進行
1ヵ月〜4ヵ月
アルコール性肝障害
や脂肪肝
食べすぎやアルコールの飲みすぎ 一般には無症状
まれに黄疸、吐き気、嘔吐、腹痛などを伴う


生活習慣病とは…