▲高血圧ってどんな病気?
 一度傷ついた血管はそう簡単には戻らない
 高血圧は血管に高い圧力がかかり続けることで、血管がボロボロになる病気です。
 血圧が高い状態が続くと血管が厚くなり、しなやかさを失い硬くなってしまいます。
 血管が厚くなると血管の内側は狭くなります。そこに中性脂肪やコレステロールがたまって血管内がますます狭くなると、動脈硬化を起こすのです。
血圧の分類  高血圧は心臓や血管に負担がかかるため、様々な病気を引き起こす要因ともなります。高血圧がサイレントキラー(静かなる殺し屋)とも呼ばれるのは、自覚症状がほとんどないため、かなり深刻な事態になるまで気付かないことが多いからです。
 高血圧症は特に、狭心症や心筋梗塞等の心臓病に陥るケースが多く、心臓病の3大危険因子の1つともされています。健康な人に比べると、心臓病の発症確率はなんと3倍も高くなってしまうのです。

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【高血圧の方がかかりやすい主な病気】
  脳卒中 … 血管が破損 ⇒ 脳出血
血管が詰まる ⇒ 脳梗塞
  心臓病 … 血管が狭くなり酸素不足 ⇒ 狭心症
血管が詰まる ⇒ 心筋梗塞
  腎臓病 … 排尿機能が低下 ⇒ むくみ
症状が進行 ⇒ 腎不全から尿毒症の発症


▲本態性高血圧と二次性高血圧
 高血圧の90%以上は原因不特定の「本態性高血圧」
本態性高血圧と二次性高血圧  高血圧は原因が明らかである「二次性高血圧」と、原因の特定できない「本態性高血圧」に分類されます。高血圧の実に90%以上が本態性高血圧なのです。

 ■ 本態性高血圧 ■
遺伝体質的な誘因に加え、食塩の過剰摂取、過食による肥満や喫煙等の他に、心理社会的ストレスなど、多因子説が考えられています。

 ■ 二次性高血圧 ■
腎臓やホルモン異常などの病気や、特定の薬を服用することで誘発される等、原因が判明しています。そのため、二次性高血圧は高血圧を引き起こしている病気そのものの治療を行う必要があります。

▲高血圧の種類

 血圧は気温の変動や活動の状態などに影響を受けやすく、「白衣性高血圧」と呼ばれるように、自宅で測定した場合は正常であるのに、病院や診療所でお医者さんや看護師さんなど白衣を着ている人の前で測定すると、血圧値が高い場合があります。逆に病院で測定した場合の方が血圧値が低い場合を「逆白衣性高血圧」と呼びます。

 また、起床時に血圧値が高い傾向があります。最近では家庭血圧やホルター24時間血圧計などを参考にして治療方針を決定することが勧められています。


生活習慣病とは…