▲生活習慣病予防に欠かせない運動
 無理せず、気軽に、毎日を目標に オススメ有酸素運動
 健康維持や体質改善のためには、激しい運動ではなく、「無理なく毎日続けられるような軽い有酸素運動」がオススメです。運動の目安は、少し汗ばむ程度の軽い運動を毎日30分程度行うこととされています。
 1週間に1度のように、何日かに1度まとめて長時間行うのではなく、「少しずつでも出来る限り毎日」を目標に、「自分のペースで楽しく」をモットーに無理のない運動をすることが大切です。
 
 特に「運動すること」にこだわる必要はありません。
 日頃からエレベーターではなく階段を使うようにする、こまめに掃除(雑巾かけなど)をする、布団の上げ下ろしを習慣にする、普段の歩くスピードを少しだけ早足にするなど、日頃の生活習慣を見直し、少しでも体を動かすことを意識する…それだけでも十分なのです。


▲筋力トレーニングについて
 軽い有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが効果的
筋力トレーニング例  糖尿病や心疾患の予防・改善のためには、軽い有酸素運動と筋力トレーニングをセットで行うのが理想とされています。これは、有酸素運動で余分なエネルギーを消費し、筋力トレーニングで基礎代謝と血管の機能を向上させることを目的としています。
 筋力トレーニングを行う際は呼吸を止めずに腹式呼吸を続けながら疲れない程度に行って下さい。また、筋肉を作るホルモンは夜に分泌されるため、特に就寝前のトレーニングが効果的。
目標は1日10分です。


▲適切な運動量を知る目安
 脈拍を知ることは自分の適切な運動量を知ることと心得る
 運動後に測定した脈拍数が右表の範囲内であれば、それはあなたの適正運動量と言えます。
 これよりも脈拍数が高いようであれば要注意!
 無理な運動は体に負担をかけるだけでなく、高血圧などの病気では命取りにもなりかねません。
 < 脈拍の測り方 >
1. 人差し指・中指・薬指の3本を揃え、もう片方の手首の脈に軽く当てます。
2. 10秒間の脈拍を数え、それを6倍します。
3. 5分程度、軽い運動を行った後、1〜2を繰返します。
年齢 適正脈拍数(拍/数)
20〜29 125〜135
30〜39 120〜135
40〜49 115〜130
50〜59 110〜125
60以上 110〜120

▲さまざまな運動効果と運動時の注意点
 適切な運動はあなたの健康維持になくてはならない存在
 適切な運動は肥満の予防・改善だけでなく、日頃の健康維持に欠かせないものです。
 20分以上運動を続けると、体内に蓄積された余分な脂肪が燃焼し始めます。脂肪が減って筋肉が増えることで基礎代謝がアップし、健康的で太りにくい体を作ります。
 また、運動はストレス解消になるだけでなく、体の免疫力が高まることでさまざまな病気の予防にもなります。動脈硬化、高血圧症などの危険因子が低下すれば、虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病などの発症を予防できるのです。
 
 運動する際は、いきなり始めるのではなく、必ず軽い柔軟体操で体をほぐしてから始めましょう。急に運動を始めると急激に心拍数があがり、大変危険です。
 また、運動中だけでなく、運動前後にも十分な水分補給をするようにしましょう。特に夏場は大量の汗をかくので、運動前に多めに水分補給をして下さい。
さまざまな運動効果
生活習慣病とは…